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― 43 ―(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

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(5) 重要な収益及び費用の計上基準 完成工事高及び完成工事原価の計上基準

当連結会計年度末までの進捗部分について、成果の確実性が認められる工事については工事進行基準(工事の進捗 率の見積りは原価比例法)を適用し、その他の工事については工事完成基準を適用しております。

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外 貨 建 金 銭 債 権 債 務 は、 連 結 決 算 日 の 直 物 為 替 相 場 に よ り 円 貨 に 換 算 し、 換 算 差 額 は 損 益 と し て 処 理 し て お り ま す。なお、在外連結子会社の資産、負債、収益及び費用は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算 差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。

(7) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理によっております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象 イ)ヘッジ手段

為替予約 ロ)ヘッジ対象

予定取引に係る外貨建売上債権等

③ ヘッジ方針

内部規程に基づき、外貨建取引の為替変動リスクを回避する目的で必要な範囲内で為替予約取引を行っておりま す。

④ ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ対象と重要な条件が同一であるヘッジ手段を用いているため、ヘッジ開始時およびその後も継続して双方 の相場変動が相殺されておりますので、その確認をもって有効性の評価としております。

(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、

価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資であります。

(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項 消費税等の会計処理方法

消費税等の会計処理は税抜方式によっております。

(表示方法の変更)

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において、「特別利益」の「その他」に含めていた「固定資産売却益」は、金額的重要性が 増 し た た め、 当 連 結 会 計 年 度 よ り 独 立 掲 記 す る こ と と し て お り ま す 。 こ の 表 示 方 法 の 変 更 を 反 映 さ せ る た め、

前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「特別利益」の「その他」に表示していた0百万円 は、「固定資産売却益」0百万円として組み替えております。

(追加情報)

(繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針の適用)

「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)を当 連結会計年度から適用しております。

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(連結貸借対照表関係)

 1 保証債務

従業員の金融機関等からの借入に対して、債務保証を行っております。

前連結会計年度 (平成28年12月31日)

当連結会計年度 (平成29年12月31日)

従業員の借入金(住宅資金) 45百万円 従業員の借入金(住宅資金) 34百万円  

※2 仕掛品及び受注損失引当金の表示

損失が見込まれる工事契約に係る仕掛品と受注損失引当金は、相殺せずに両建てで表示しております。

受注損失引当金に対応するたな卸資産の額

前連結会計年度

(平成28年12月31日)

当連結会計年度

(平成29年12月31日)

仕掛品 151百万円 4百万円

(連結損益計算書関係)

※1 通常の販売目的で保有するたな卸資産の収益性の低下による簿価切下額(△は戻入額)は、次のとおりであり ます。

前連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

売上原価 0百万円 △0百万円

※2 売上原価に含まれている受注損失引当金繰入額は、次のとおりであります。

前連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

126百万円 68百万円

※3 販売費及び一般管理費として計上した金額の主要な費目は、次のとおりであります。

前連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

給与手当及び賞与 2,281百万円 2,326百万円

役員報酬 494百万円 512百万円

賞与引当金繰入額 56百万円 62百万円

役員賞与引当金繰入額 27百万円 32百万円

退職給付費用 159百万円 165百万円

福利厚生費 667百万円 672百万円

支払運賃 211百万円 216百万円

賃借料 75百万円 66百万円

減価償却費 625百万円 556百万円

広告宣伝費 90百万円 106百万円

特許関係費 762百万円 682百万円

研究開発費 4,010百万円 4,600百万円

貸倒引当金繰入額 △0百万円 △0百万円

※4 一般管理費に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。

前連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

4,010百万円 4,600百万円

決算短信(宝印刷) 2018年03月28日 10時02分49ページ(Tess 1.50(64) 20180315_01)

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 前連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日) その他有価証券評価差額金

当期発生額 △48百万円 217百万円

組替調整額 △47百万円 △7百万円

税効果調整前 △95百万円 209百万円

税効果額 35百万円 △65百万円

その他有価証券評価差額金 △60百万円 144百万円

繰延ヘッジ損益

 当期発生額 △58百万円 ―百万円

 組替調整額 ―百万円 58百万円

  税効果調整前 △58百万円 58百万円

  税効果額 17百万円 △17百万円

  繰延ヘッジ損益 △40百万円 40百万円

為替換算調整勘定

当期発生額 △112百万円 △195百万円

退職給付に係る調整額

当期発生額 △386百万円 903百万円

組替調整額 607百万円 653百万円

  税効果調整前 220百万円 1,556百万円

税効果額 △142百万円 △431百万円

退職給付に係る調整額 78百万円 1,125百万円

その他の包括利益合計 △135百万円 1,114百万円

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(連結株主資本等変動計算書関係)

 

前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 42,206,540 ― ― 42,206,540

2.自己株式に関する事項

株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 1,389,673 483 50 1,390,106

(変動事由の概要)

増加数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加 483株

減少数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の売渡しによる減少 50株

3.配当に関する事項  (1) 配当金支払額

決議 株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日 効力発生日

平成28年3月29日 定時株主総会

普通株式 1,224 30 平成27年12月31日 平成28年3月30日 平成28年7月25日

取締役会

普通株式 1,224 30 平成28年6月30日 平成28年8月26日

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの 決議 株式の種類 配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり 配当額(円)

基準日 効力発生日 平成29年3月29日

定時株主総会

普通株式 利益剰余金 1,224 30 平成28年12月31日 平成29年3月30日

決算短信(宝印刷) 2018年03月28日 10時02分51ページ(Tess 1.50(64) 20180315_01)

当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 42,206,540 ― ― 42,206,540

2.自己株式に関する事項

株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末

普通株式(株) 1,390,106 770 30 1,390,846

(変動事由の概要)

増加数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加 770株

減少数の主な内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の売渡しによる減少 30株

3.配当に関する事項  (1) 配当金支払額

決議 株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日 効力発生日

平成29年3月29日 定時株主総会

普通株式 1,224 30 平成28年12月31日 平成29年3月30日 平成29年7月26日

取締役会

普通株式 1,224 30 平成29年6月30日 平成29年8月28日

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの 決議 株式の種類 配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり 配当額(円)

基準日 効力発生日 平成30年3月28日

定時株主総会

普通株式 利益剰余金 1,632 40 平成29年12月31日 平成30年3月29日

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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであり ます。

前連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

現金及び預金 16,270百万円 26,434百万円

預入期間が3か月を超える定期預金 △230百万円 △300百万円

現金及び現金同等物 16,040百万円 26,134百万円

 

(リース取引関係)

1.ファイナンス・リース取引

(借主側)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

(貸主側)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

2.転リース取引に該当し、かつ、利息相当額控除前の金額で連結貸借対照表に計上している額 (1) リース投資資産

(単位:百万円)

前連結会計年度 (平成28年12月31日)

当連結会計年度 (平成29年12月31日)

流動資産 291 221

(2) リース債務

(単位:百万円)

前連結会計年度 (平成28年12月31日)

当連結会計年度 (平成29年12月31日)

流動負債 105 101

固定負債 175 113

決算短信(宝印刷) 2018年03月28日 10時02分53ページ(Tess 1.50(64) 20180315_01)

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項  (1)金融商品に対する取組方針

 当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定しております。デリバティブは、後述するリス クを回避するために利用しており投機的な取引は行わない方針であります。

 (2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、グローバルに事業展 開していることにより外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されていますが原則として外貨建ての営 業債務をネットしたポジションについて先物為替予約を利用しております。短期貸付金は、親会社に対して貸 付を行っているものであります。投資有価証券は、主に株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりま す。

 営業債務である買掛金及び電子記録債務は、ほとんど1年以内の支払期日であります。また、その一部には、

原料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されていますが、恒常的に同じ外貨建ての 売掛金残高の範囲内にあります。

 デリバティブ取引は、外貨建ての債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とする為替予 約であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法 については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (7)重要な ヘッジ会計の方法」をご参照ください。

 (3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 当社は内部規程に従い、営業債権について、各事業部門における管理部門が主要な取引先の状況を定期的に モニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早 期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の内部規程に準じて、同様の管理を行っており ます。

 投資有価証券のうち上場株式については四半期ごとに時価の把握を行い、非上場株式についても定期的に発 行体の財務状況等の把握を行っております。

 デリバティブ取引の利用にあたっては、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。

②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

 当社は、外貨建ての営業債権債務について、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、原則とし て先物為替予約を利用してヘッジしております。なお、為替相場の状況により、1年を限度として、輸出に係 る予定取引により確実に発生すると見込まれる外貨建て営業債権に対する先物為替予約を行っております。

 投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また満期保有目的 の債券以外のものについては、取引企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価には、市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価格が含 まれております。当該価格の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用するこ とにより、当該価格が変動することもあります。